ジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
ドイツ複数メディアが25日、今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団するジョゼップ・グアルディオラ監督の新天地がマンチェスター・シティに内定したと報じた。
未だ公式発表こそないものの、独紙『ビルト』によれば、グアルディオラ監督はシティと3年契約を締結し、その年俸は現在の2倍にあたる2500万ユーロ(約33億円)となり、手取りでも1500万ユーロ(約20億円)を受け取るという。
この報道が事実であればグアルディオラ監督は現在世界で最も高額な指導者であるジョゼ・モウリーニョ氏を大きく上回って「世界最高年俸」の監督となる。
また、独誌『キッカー』はシティとの契約を2017年6月まで残すマヌエル・ペジェグリーニ監督という存在がありながら、今季終了とともにチームをグアルディオラ新監督に引き継いでしまうと伝えた。つまり現監督がどのような成績を残そうと退任の未来しかないということだ。
シティの重役に就いているチキ・ベギリスタイン氏やフェラン・ソリアーノ氏はバルセロナ時代からグアルディオラ監督と良好な関係を築いており、かねてよりイングランドへ連れてくることを望んでいた。
その一方で、英紙『インディペンデント』がグアルディオラ監督は親しい友人に対しシティの宿敵マンチェスター・ユナイテッド行きをほのめかす発言を残していると報じたが、”世界最高”の指導者をめぐる争いはいかなる結末を迎えるのだろうか。
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