最大の目玉はネルシーニョ
20周年という節目の年を迎えたヴィッセル神戸。昨年はJ1復帰1年目ながら11位に入った。優勝争いには絡めなかったが、神経をすり減らす残留争いに巻き込まれなかったことは、クラブの成長を示している。
そして今季、神戸は新監督にネルシーニョ氏を招聘。柏をJリーグ王者に育て上げ、アジアチャンピオンズリーグ4強に導いた名将がどのようなチームを作るか注目された。
補強についても渡邉千真や高橋祥平といった実力者を獲得。また高卒新人では“和製C・ロナウド”の異名を持つ増山朝陽が加わった。
【次ページ】相次ぐ主力の離脱。可能性秘めるも停滞