実現性が薄まるマガト氏の監督就任
かつてシャルケやヴォルフスブルクなどを率いたフェリックス・マガト氏が新監督に就任するのではないかと報じられたが、ドイツメディアに対して本人が噂を否定するなど実現の可能性は低くなっている。
まずはチームのスタイルに合った監督を選び、鳥栖の戦い方に耐えられるタフな新戦力を獲得する必要がある。
また豊田への依存を緩和するために攻撃の軸となる選手を1人か2人迎え入れなければ、エースの負担は大きくなるばかり。ベテランの域に入りつつある日本代表ストライカーを支えられるだけの人材を見つけたいところだ。
鳥栖はクラブとしてのアイデンティティが確立しつつある。その軸をしっかりとブレることなく保っていく強化戦略が求められる。
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