積極補強も…初のプレーオフ逸
今季はスタートダッシュに成功し、シーズン序盤はハイプレッシャーによる守備と強烈なカウンターアタックでリーグを席巻した。特に新加入のパウリーニョのボール奪取と、同じく新戦力のネイツ・ペチュニクのゴール前での迫力、既存戦力では森本のチェイシングが光っていた。
ただ、勢いが長く続かず、大宮を2-0で破った第7節を境に調子は急降下。夏に入る前から長いトンネルに突入してしまった。
シーズン途中に富澤清太郎、松田力を獲得する積極補強を敢行して立て直しを図ったが、一時的な効果にとどまり、最後まで勢いを取り戻すことはできず。最終節は勝てばプレーオフ進出の望みもあったものの、讃岐に完敗。プレーオフ制度導入以降、初めてその切符すら逃す事態となった。
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