レアル・マドリーのレジェンドであるラウール・ゴンサレス氏【写真:Getty Images】
今年11月にニューヨーク・コスモスで引退したレアル・マドリーのレジェンドであるラウール・ゴンサレス氏は古巣マドリーの監督就任の可能性について語った。23日付け『アス』が報じている。
17歳でマドリーのトップチームでデビューしたラウール氏は、16シーズンで公式戦741試合に出場して323ゴールを記録。10月にFWクリスティアーノ・ロナウドに抜かれるまではクラブ歴代得点ランキング1位であり、リーグ優勝6回、チャンピオンズリーグ優勝3回に貢献している。
ラウール氏は古巣の監督就任について「みんながする質問だよ。でも今はその時じゃない。まだ監督の資格もないしね」と述べ、近い未来での監督就任の可能性は薄いとした。
しかし「マドリーは選手としての自分に全てを与えてくれたチームだ。マドリーは自分の家であり情熱であり心でもある。いずれ戻るよ」と将来的にはマドリー帰還の可能性を示唆している。
ラウール氏はマドリーのスポーツディレクター就任のオファーも「今は時期ではない」と断っており、しばらくは現場から離れるのかもしれない。
果たして、ラウール氏が言う“その時”はいつ到来するのだろうか。
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