守備面のポイント
図は6試合ごとの福岡の勝点と得点、失点をまとめたものだ。開幕からの3試合は全敗で最下位まで落ちていたが、そこから二度の3連勝などでポイントを重ね徐々に基盤を作った。5月下旬から梅雨明けの時期まで不安定な成績となったが、夏頃から守備が改善されたことで再びポイントを積めるようになり、終盤には得点力が爆発。首位・大宮、2位・磐田を猛追した。
昨季60点だった失点を37まで減らし、首位の大宮と同じ数となった。完封試合数は9から21に、1-0での勝利数は4から13に増加し、点が取れない状況下でもポイントを取れるようになったのは大きい。先制点を奪って負けた試合はなく、先制試合における勝利数は22試合。首位大宮と並びリーグトップの数値となった。
【次ページ】福岡の被シュート数は550本