昇格組の中では最も期待値が高い
昨季、J2を圧倒的な強さで制し、3年ぶりのJ1復帰を果たした湘南ベルマーレ。昇格と降格を繰り返すエレベータークラブではなくて、『J1に住む』ことを目標に掲げた彼らは、強い決意をもって2015年を迎えた。
まず大きかったのが、他クラブからのオファーのあった遠藤航、永木亮太という大黒柱が残留したことだ。また、ローン期間を終えFC東京へ戻った丸山祐市に後釜に経験豊富なアンドレ・バイアを獲得。
さらに浦和から坪井慶介が完全移籍、山田直輝を期限付きで加入した。そして、柏に移籍していた高山薫が出戻りの形でチームへ帰還。即戦力級の選手は揃った。
J2で爆発した湘南スタイルはJ1の舞台で通用するのか。多くの人が注目したはずだ。
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