観客動員数が激減したレアル・マドリー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーはリーグ戦第16節ラージョ・バジェカーノ戦を10-2で大勝した。しかし、残念ながらファンを納得させることはできていないようだ。22日付け『アス』が報じている。
ラージョ戦でマドリーは、2選手が退場し9人となったラージョに対して最終的に10ゴールを奪って大勝を収めた。しかしながら、10分の時点では1-2と負けており、前節のビジャレアル戦に敗戦していたことでスタジアムは今季最大級ブーイングに包まれた。
今季マドリーは第12節の“エル・クラシコ”ことバルセロナ戦までは全試合70,000人以上がスタジアムに駆けつけていた。しかし、バルセロナ戦での0-4の大敗とコパ・デル・レイでの不用意な失格が関係してか、第14節ヘタフェ戦での観客数は65,000人にも届いていない。今節のラージョ戦に至っては61,000人までに減少している。
昨季のマドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウの平均観客数は72.780人であり、今季の数字がいかに少ないものであるかを物語っている。混乱が続く同クラブだが、果たしてファンをスタジアムに呼び戻すことはできるのだろうか。
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