中盤の補強を目指すアーセナルが、スイス1部のバーゼルに所属する23歳のエジプト代表MFモハメド・エル・ネニーに興味を示しているようだ。22日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

　同紙によると、アーセナルは依然としてサウサンプトン所属のヴィクター・ワニャマをトップターゲットと考えているが、中盤の選手に多く負傷者を抱えていることもあり、比較的安価で獲得することができるモハメドにも関心を示しているようだ。移籍金は500万ポンド（約9億円）と見られている。

　モハメドは今季公式戦28試合に出場し6得点を記録。守備的MFでありながら、ヨーロッパリーグのフィオレンティーナ戦でゴールを決めるなど得点能力も備えている。

　エジプト代表としては通算40試合に出場しており、チームの中心選手として活躍中だ。アーセナルのフランシス・コクランやミケル・アルテタなど複数の選手が長期離脱していることもあり、比較的安価で獲得できるモハメドは選択肢の一つとして検討する価値はあるだろう。

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