J1の浦和レッズは23日、湘南ベルマーレから日本代表DF遠藤航を獲得したことを発表した。

　遠藤は今季のJ1で32試合に出場。日本代表には5試合に出場しており、リオ五輪アジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権では手倉森誠監督からU-23日本代表の主将に任命されるなど、将来を嘱望される選手のひとりである。

　浦和のオフィシャルサイトでは「埼玉スタジアムのあの雰囲気の中でサポーターのみなさんと一緒に戦うことが、今からとても楽しみです。Jリーグ、ACLと厳しい戦いが待っていますが、浦和レッズの勝利とタイトル獲得のために、自分自身の全てを捧げたいと思います」と語り、新天地での意気込みを述べた。

　また、古巣湘南のサポーターに向けて、「ひとつはACLに出場したいという気持ちがあること、そしてJ1で常に上位争いをするチームで、大きなプレッシャーのある中でプレーすることが今の自分の一番成長に繋がると考え、移籍の決断をしました」と移籍の理由を語っている。

　浦和は京都サンガF.C.からMF駒井善成、ブンデスリーガのケルンからMF長澤和輝（2016年はJ2千葉に期限付き移籍）らを獲得しており、10年ぶりのリーグ優勝に向けて着々と補強を進めている。

【了】