2015年のチャンピオンシップを制したサンフレッチェ広島【写真:Getty Images】
Jリーグは22日、来季のチャンピオンシップ(CS)大会方式および試合方式の一部変更を発表した。
今季11年ぶりに復活した2ステージ制とCSだったが、以前とは違う開催方式が混乱を招き、公平性が保たれていない点なども指摘されていた。
ひとまず復活初年度はサンフレッチェ広島の優勝で幕を閉じ、来季からは微調整が加えられた形で継続される。
今年度問題になった複雑な組み合わせをわかりやすく、さらにリーグ戦年間成績上位チームの優位性を保つ方向で見直された来季のCSでは、年間勝ち点1位チームの無条件決勝進出だけでなく、1回戦を年間勝ち点2位と3位のチームがホームで戦えるようになる。
また今季のCSでは1回戦と準決勝が延長戦とPK戦ありの方式で行われていたが、来季は90分間で勝負がつかない場合、年間勝ち点の上位チームが次のラウンドへ進出できるようルールが変更された。
決勝はホーム&アウェイ方式のまま変わらないが、2試合を終えた時点で勝敗、得失点差、アウェイゴール数が同じ場合、年間勝ち点1位のチームが優勝となる。これで1年間を通して他を上回ったチームの優位性が確保される。
なお、来季のシード順は以下のようになる。
【1】J1年間勝ち点1位
【2】J1年間勝ち点2位
【3】J1年間勝ち点3位
【4】J1ステージ優勝で年間勝ち点上位
【5】J1ステージ優勝で年間勝ち点下位
【了】