ユベントスで指揮を執るマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
チェルシーの次期監督候補に、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の名が挙がっているようだ。22日、イギリスの『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。
17日にジョゼ・モウリーニョ前監督が退団し、2日後の19日にはフース・ヒディンク新監督が就任、今季残りの試合で指揮を執ることとなったチェルシー。しかし、ヒディンク監督はあくまでも“中継ぎ”的な役割であるとされている。
そこでチェルシーは来夏から本格的に招聘する監督を探している、と同紙は伝えている。そしてその候補者には、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督や、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督らがリストアップされているという。
だが、グアルディオラ監督はマンチェスター・シティも招聘を狙っていることや、シメオネ監督にアトレティコを離れる意思があるかどうか定かでないということもあり、チェルシーはアッレグリ監督に白羽の矢を立てたようだ。
アッレグリ監督は2014/15シーズンからユベントスを指揮しており、就任1年目にしてスクデット(セリエA優勝)とスーペル・コッパの国内2冠を達成。チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝進出を果たすなど、その手腕を遺憾なく発揮した。
2017年夏までの契約が残されているというアッレグリ監督だが、果たしてロンドンの地に足を踏み入れるということが実現するのだろうか。
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