村井満チェアマン【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル編集部】
Jリーグは22日、JFAハウスで2015シーズン振り返りに関するメディアブリーフィングを開催した。
今季より2ステージ制とチャンピオンシップ(CS)が復活し、サポーターから賛否両論さまざまな意見が飛び交った。それでもシーズン中に山場が複数生まれることで優勝争いやCS出場権争いなど一定の盛り上がりを見せたのも事実。
だが、大会方式変更が世間に浸透したかという点では、疑問が残るだろう。Jリーグの“改革”についてそもそも「知らない」という人も少なくない。
周知徹底については村井満チェアマンも「チャンピオンシップ、2ステージは、ほとんど認識されていない」と述べている。そしてCS、2ステージは成功かという点についても「少しの兆しは感じられたというレベル」と話すにとどまった。
総入場者数が初めて1000万人を超えるなど、盛り上がりを見せたことは否定できない。だが、リーグの改革を世間に浸透させるには不十分だった。村井チェアマンは、大会方式変更にも課題が残ったと総括した。
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