戦力的上積みはほぼなし。新監督と新外国人が目玉に
シーズン開幕前、フランス人のエリック・モンバエルツ新監督が就任したものの、チームに劇的な変化はなかった。
1人の外国人選手を獲得する前はレンタルからの復帰が3人、高卒ルーキーが2人、そして負傷によって夏まで起用できない大卒ルーキーが1人と、新加入選手による戦力上積みはほぼなく、むしろ数人が抜けたことによるパワーダウンが叫ばれていた。
だが、シティ・フットボール・グループの強大なパワーを借りてブラジルU-21代表で10番を背負った経験のあるアデミウソンを期限付き移籍で獲得。期待されたような純粋なストライカータイプではなかったが、いくばくかの光明を掴んで開幕を迎えた。
【次ページ】守備は強固でも…得点力に欠ける