2戦とも週末開催だった2004年CS、平日開催ありの2015年CS決勝
今季最大の目玉はやはりCSの復活。むしろ、これが注目されなければ改革した意味が全くない。
上位3チームが年間王者を争い、決勝戦は広島対G大阪となった。前回のCSは2004年で、当時のカードは横浜FM対浦和だった。本拠地の収容人数も異なるため、単純な比較はできないが、2004年と今季のCS決勝における観客動員とあわせ、4試合の入場者数を表3で示した。
2004サントリーチャンピオンシップ第1戦は日産スタジアムで行われ、64,899人が駆けつけた。埼玉スタジアムでの第2戦は59,715人だった。
一方、今季の明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦は万博で行われ、入場者数は17,844人だった。そして舞台をエディオンスタジアムに移した第2戦では36,609人と、Jリーグ公式戦最大席数を上回る数の人が駆けつけ話題となった。
2004年のチャンピオンシップは第1戦が日曜開催で、第2戦が土曜開催だった。それに対し、2015年のチャンピオンシップ決勝は第1戦が水曜開催で、第2戦は土曜開催となり、中2日でゲームが続くことに対して疑問の声もあがった。
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