Jリーグの制度設計は成功したのか?
12月6日、Jリーグは今季の累計入場者数がリーグ史上初となる1000万人を越えたと発表した。J1、J2、J3共に昨年よりも入場者数がアップする結果となった。
明治安田生命J1リーグは今季、2ステージ制とチャンピオンシップ(CS)が復活。過去のCSはステージ王者のみが参加する方式だったが、今回は最大で5チームに出場権が得られる仕組みに変更した。(結局CSに進出したのは浦和、広島、G大阪の3チーム)
では、観客動員数は昨年と比較してどのような変動があったのか。確かに観客動員数の増減だけでリーグの制度設計について包括的な議論はできない。しかし、ライト層含めサポーターがどれほどスタジアムに足を運んだかというのは、リーグの盛り上がりを考える上で重要な指標になる。本稿では、数多くのデータを参照しながら、レギュレーション変更の効果について考えていきたい。
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