青山敏弘【写真:Getty Images】
今年度のJリーグで活躍した選手やチームなどを表彰するJリーグアウォーズが21日に行われた。
今季の年間最優秀選手賞にはサンフレッチェ広島の青山敏弘が選ばれた。スピーチに臨んだ青山は「僕は決してうまい選手ではありません。自分では下手だと思っています。ですが、サッカーに対する情熱、試合に対する気持ち、思いは絶対誰にも負けないという気持ちでいつもサッカーをさせていただいています。僕は12年間広島で育てていただき、広島だからここまで成長できたと思います。だから広島のクラブ、関係者、ファン・サポーター、選手のみんなとこの賞をともに喜び合いたいと思います」と喜びを噛みしめ、感謝の思いを述べている。
そして両親や妻、子供たちへの感謝とともに「これからも人に感動していただけるような選手でありたい」と今後に向けた意気込みを語った。
MVPだけでなくベストイレブン、J1ベストゴール、チャンピオンシップMVPと個人四冠を達成した青山。常に謙虚に、貪欲に勝利を求める姿は多くのファンに感動を与えた。来季以降はこれまで以上の重圧やマークに遭うことが予想されるが、それも乗り越えて広島を勝利に導く。
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