ハノーファー移籍が決定した山口蛍【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96は21日、J2のC大阪に所属する日本代表MF山口蛍を獲得することで合意したと発表した。
三重県出身の山口蛍はU-15時代からセレッソ大阪一筋でプレーし、2009年からトップチームに昇格した。その後2012年のロンドン五輪に出場すると、2014年のブラジルワールドカップでも日本代表のメンバーに選出され、3試合に出場していた。また、セレッソ大阪がJ2に降格した2015シーズンは、J2でプレーしながら日本代表に招集されていた。
ハノーファーのツイッターには、背番号16のユニフォームに「HOTARU」とプリントされたユニフォームを掲げている山口の写真がアップされている。
#H96 が日本代表の #山口蛍 選手を獲得しました! #ハノーファー96 へようこそ! #NiemalsAllein pic.twitter.com/tV53ajrMy9
— Hannover 96 (@Hannover96) December 21, 2015
ハノーファーのスポーツディレクター、マーティン・バーダー氏は山口について「私たちは蛍がブンデスリーガで戦える素質を持っていると確信している。これで我々のチームの競争力が上がる。蛍は日本代表でも数多くの試合でプレーしていることが知られており、彼のような選手と契約できてうれしく思う」と語っている。
ハノーファー公式ホームページ上に発表されている山口のコメントは次の通り。
「できればすぐにチームに合流して、早くチームを助けたい。キヨと一緒にプレーするのが楽しみです」
山口は2015年1月4日からハノーファーのトレーニングに合流する。
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