バルセロナ時代の師弟関係にあるジョゼ・モウリーニョ氏(左)とルイス・ファン・ハール監督(右、写真は1998/99シーズンのもの)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドはルイス・ファン・ハール監督の後任候補について、チェルシーを解任されたジョゼ・モウリーニョ氏を考えているようだ。英紙『サン』が伝えている。
現地時間19日に18位ノリッジと対戦し、アントニー・マルシアルのゴールで気を吐くも1-2で敗れたユナイテッド。同紙によると、そのノリッジ戦以前からユナイテッドはモウリーニョ氏に接触を試みていたという。
また同紙はファン・ハール監督による試合後のコメントも紹介。エド・ウッドワード副会長と短い会話を持ったことを明かしつつ、「選手たちと監督、スタッフの間で起こる化学反応というのはいつでも重要なもので、ファンが監督に信頼を置くことも同様だ」と語っている。
先月21日のワトフォード戦以来、およそ1ヶ月間勝ち星のないユナイテッド。同紙は現地時間26日に行われるストーク戦の結果次第では退団に向かう可能性があると示唆されており、解任を恐れる発言も飛び出したファン・ハール監督にとっての窮地は続きそうだ。
ファン・ハール監督とモウリーニョ氏は、同監督がバルセロナを率いていた頃の師弟関係にある。果たして、早期の現場復帰を狙う弟子が師に下克上を果たす展開は起こってしまうのか。
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