山口蛍【写真:Getty Images】
ブンデスリーガで16位に沈むハノーファーは、3人目の日本人選手獲得に動くようだ。独誌『キッカー』が報じた。
同紙によればそのターゲットはセレッソ大阪の日本代表MF山口蛍だという。記事に掲載された大熊清監督のコメントでは「我々は彼の残留を望んでいるが、必要な条件が満たされた場合、彼を引き止めるつもりはない」とドイツからのオファーの存在が示唆されている。
また、ハノーファーは負傷で長期離脱を余儀なくされている清武弘嗣の代役として、ノルウェー1部ストレームスゴドセトに在籍するMFアイバー・フォッサムの獲得を狙っている。
フォッサムは19歳の若さで1シーズン30試合出場11得点を記録し、チームの2位躍進に貢献。A代表経験はないが、2015シーズンはU-21欧州選手権に出場するなど飛躍の年となった。
勝ち点14の16位でバイエルン・ミュンヘンとの年内最終戦に臨むハノーファーは、このままいけば降格圏内で新年を迎えることになる。残留に向けて負けられない試合ばかりになる後半戦、冬の積極補強で浮上のきっかけをつかめるだろうか。
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