現在、クラブ・ワールドカップのため来日中のバルセロナ。同クラブのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは世界で最も“街に溶け込む”サッカー選手といえるかもしれない。
2011年クラブW杯の際には、地下鉄に乗る姿が写真に収められたイニエスタ。そのあまりにも違和感のない光景がサッカーファンの間で大きな話題を呼んだ。今回の来日では地下鉄に続き市営バスを利用。これまた違和感のない運転手との記念撮影を行なっている。
そんなイニエスタのキャラクターに注目して、2013年にスペインでユニークな企画が実行された。日本の大手AV機器メーカー「SONY」が同選手を“販売員”として起用。利用客には秘密で店頭に立つという大胆な作戦だ。
あまりの違和感のなさに利用客も初めはイニエスタであることに全く気が付かない。素朴なキャラクターの同選手だからこそ成り立つユニークな試みとなった。
クラブW杯決勝は20日に開催される。もしかしたら、あなたの街にもイニエスタが訪れているかもしれない?
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