レアル・マドリーのレジェンドであるラウール氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスポーツディレクター(SD)になり得る人物を探しているフロレンティーノ・ペレス会長だが、マドリーレジェンドであり、今年引退したラウール・ゴンサレス氏にオファーを出していたようだ。17日付け『マルカ』が報じた。
ニューヨーク・コスモスで引退したラウール氏は、17歳でマドリートップチームでデビューし16シーズンで公式戦741試合に出場し323ゴール、リーグ優勝6回、チャンピオンズリーグ優勝3回というマドリーファンが帰還を望む押しも押されもせぬレジェンドである。
同紙によるとSD職の設置の話が出た際、マドリーが最初にコンタクトを取ったのがラウール氏であった。しかしラウール氏は「今はまだその時期ではない」とニューヨークに残ることを望んでおり、オファーを断ったとした。
マドリーはSDにチームのOBの就任を望んでいる。しかし“非常事態”に備え現在セビージャSDのラモン・ロドリゲス・ヴェルデホ通称”モンチ”氏もリストアップしているとしているが、モンチ氏は今年7月に契約を更新し2020年まで延長したことで実現の可能性は薄そうだ。
果たしてマドリーはSDに適任者を見つけることができるのだろうか。
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