マルコ・ファビアンのフランクフルト移籍が濃厚に【写真:Getty Images】
ブンデスリーガで下位に低迷するフランクフルトは、冬の新戦力としてメキシコ代表MFマルコ・ファビアンを獲得することが濃厚になった。メキシコ『ESPN』などが報じている。
現在国内の名門グアダラハラでプレーするM・ファビアンは2017年までクラブとの契約を残しているものの、マティアス・アウメイダ監督らと話し合い、金銭面でも合意に至ったことでかねてより夢だった欧州挑戦のチャンスをつかんだ。
乾貴士の代役が見つからず苦戦を強いられていたフランクフルトにとって、メキシコ代表でも実績のある万能アタッカーの加入は願ってもない補強となる。26歳のM・ファビアンは身長170cmと小柄だが、トップ下を中心に両サイドでも遜色なくプレーでき、得点力も備えている攻撃的MFだ。
一方、この取引は日本の将来を担うFWの去就に影響を及ぼすかもしれない。ここ最近フランクフルトがスイス1部ヤングボーイズでプレーする久保裕也に興味を示している伝えられていた。しかし、メキシコからの新戦力加入でポジションの被る選手の獲得は見送られる可能性がある。
M・ファビアンのフランクフルト加入は数日中に発表される見込みで、すでに諸々の条件含め合意済みと各メディアは報じている。果たしてこの移籍が冬の移籍市場にどのような効果をもたらすのか、しばらく注視する必要がありそうだ。
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