U-23ベトナム代表MFグエン・トゥアン・アイン(20歳)
12月1日~7日に横浜FCの練習に参加
「ベトナムのピルロ」の異名で知られる技巧派。ベトナムのホアン・アイン・ザライ(HAGL)所属の若手MFで、ベトナム国民の期待を背負う“黄金世代”(昨年までのU-19ベトナム代表)の中心選手の1人。
この年代の代表チームは、それまでのベトナムサッカーとは一線を画すポゼッション重視のパスサッカーを展開。東南アジアのユース大会で次々と好成績を収めて、国民を熱狂させた。
そんなチームで、攻守の要となったのが、ボランチのグエン・トゥアン・アイン。既に水戸ホーリーホックへの加入が決まっている「ベトナムのメッシ」ことFWグエン・コン・フオンと人気を二分する若手期待の星。横浜FCでの練習参加中には、在日本のベトナム人留学生らが同選手見たさに練習場に押し寄せるなど、高い人気を窺わせた。
ベトナム国内でも連日、横浜FCでの練習の模様が伝えられ、トライアルから帰国後の12月11日に横浜FCへの1年間のレンタル移籍が正式に発表された。なお、横浜FCとHAGLは12月11日に業務提携を締結。日本とベトナムのクラブ間提携は、2013年のコンサドーレ札幌とドンタム・ロンアンに続いて2件目だ。
【了】