またひとり、黄金世代のレジェンドがクラブを去る
昨季限りで中田浩二氏が現役を引退し、今季は本山雅志の退団が決まった。数年前から行われてきた世代交代が実を結びつつあるが、それは百戦錬磨のベテランたちがチームを引っ張ってきたからこそ。
チームに残る79年組は小笠原満男と曽ヶ端準のふたりとなった。彼らは今もレギュラーの座を死守しており、特に小笠原はナビスコカップでMVPを受賞するなど円熟味は増し続けている。互いにまだまだ戦力として欠くことができないのが現状だが、ふたりからポジションを奪うような選手が出てきて欲しいところだ。
若手の中では、鈴木優磨が2nd第10節のG大阪戦でデビュー戦ゴールを決めるなど、7試合で2得点を挙げた。ユース出身の生え抜きということもあり、今後の活躍が期待される。
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