伊杯5回戦、本田はリーグ同様ベンチへ
17日、ミランはコッパ・イタリア第5回戦に臨み、アウェイでサンプドリアと対戦する。現在リーグ戦ではスタメン落ちとなっている本田圭佑にとっては、こういうカードでの活躍が失地回復への鍵となる。
ところが今回、先発出場のチャンスはどうも与えられそうにない。伊衛星TV局『スカイ・イタリア』などの地元メディアはこう報じている。「システムは4-4-2、右サイドはアレッシオ・チェルチで、左サイドにはジャコモ・ボナベントゥーラが投入される模様だ」と。
16日、地元紙は「シニシャ・ミハイロビッチ監督が17日のイタリア杯5回戦サンプドリア戦に向けて控え組となってた選手を入れた布陣をテストした」と報じ、その中には本田も左MFとしてテストされていたという。
しかし報道の通りなら、主力のボナベントゥーラは外せなかった、という判断を意味する。右のチェルチは、右MFとしてミハイロビッチが定めた序列は本田よりも上。ということで、また起用できなくなったということだ。
とはいえ日程のクロスしている中では、ターンオーバーの行使もまた重要だ。ボナベントゥーラを酷使し、潰した時には後に響く。CL出場権を確保する3位以上入賞のためにはリーグ戦を落とせないところまで来ているはずなのだが、それでもコッパ・イタリアにも主力を使う理由とはどこにあるのか。