選手兼監督に就任したサミュエル・エトー【写真:Getty Images】
トルコ1部のアンタルヤスポルに所属する34歳の元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが、同クラブの選手兼監督に就任したようだ。16日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、退任したユスフ・シムシェク監督の後任が決まるまでの間、暫定的に選手兼監督としてエトーがチームの指揮を執ることになったとのこと。
選手として試合に出場し得点を決めることが求められる上で、チームの成績も求められることになりそうだ。また、元カメルーン代表でエトーと親しい間柄のパトリック・エムボマ氏はエールを送っている。
「私はエトーが、将来的に監督になる計画があることを知っている。何年も前に彼は私に言ってきたんだ。しかし、彼はまだ経験がない。素晴らしい監督になることを願っているが、私にはどうなるかわからないね。彼は個性的で知識も持っているが、忍耐強いかはわからない。ただ、弱い部分を改善していけば、彼は成功すると思うよ」
エトーは今夏の移籍市場でサンプドリアからアンタルヤスポルに移籍し、今季リーグ戦15試合出場で13得点を決める活躍を見せている。一時期、7試合未勝利の状態に陥ったこともあった。
それでも、エトーは好調を維持しており現在8試合連続ゴール中と波に乗っている。将来的に監督になることを見据えた上で、エトーの手腕に期待したいところだ。
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