リーグ戦で浮上のきっかけをつかめず苦しむミランは17日にコッパ・イタリアでサンプドリアと対戦する。この一戦を前にシニシャ・ミハイロビッチ監督が記者会見に臨んだ。

　今月1日のカップ戦で約2ヶ月ぶりの先発出場を果たしたものの、それ以降は出場機会に恵まれない本田圭佑について問われた指揮官は「彼は監督を困らせるのにどうすればいいか知っている」と、レギュラー再奪取の可能性が残されていることを示唆した。

　しかし「彼は重要な選手だが、現段階では彼より他の選手の方が優れている」と認めている。そのうえでサンプドリア戦で本田を23人の招集メンバーに含めることを明らかにし、「もし彼がプレーするなら、見てみようじゃないか」と起用をほのめかしている。

　今後の出場機会を確保するためにも重要なアピールの場となりそうなサンプドリア戦。本田はミハイロビッチ監督の選ぶメンバーに入り、自身の存在を再び意識させるだけの活躍を見せなければ主力返り咲きへのチャンスは遠のいてしまうだろう。

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