リバプール移籍が近づいているとされるマルコ・グルイッチ(左)【写真:Getty Images】
リバプールが、セルビア1部のレッドスター・ベオグラードに所属する19歳のU-21セルビア代表MFマルコ・グルイッチの獲得に近づいているようだ。15日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、リバプールはグルイッチとすでに交渉を始めており、合意に近づいているとのこと。同選手に関しては、ユルゲン・クロップ監督の”右腕”とも称されるアシスタントコーチのゼリコ・ブバッチ氏が強く獲得を勧めているようだ。
グルイッチは今季公式戦21試合に出場し5得点6アシストを記録。191cmと長身で足元の技術が優れているとされる評価の高い逸材だ。各世代別セルビア代表としてU-16からU-21までの出場経験を持ち、将来のA代表候補として名前が挙がっている。
一部では、リバプールが冬の移籍市場で最初に獲得する選手として期待されているほど。レッドスターとは2018年まで契約を残しているが、移籍金は440万ポンド(約8億円)と見られている。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなども獲得を検討しているとされているが、リバプールが一番積極的に動いており、獲得レースで他クラブを一歩リードした形となっている。また、クロップ監督は若手選手のレンタル移籍に消極的であるため、主力として起用を考えているかもしれない。
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