グアルディオラ監督時代のバルサは数多くのタイトルを獲得した【写真:Getty Images】
かつてバルセロナでプレーした元オランダ代表のボウデヴィン・ゼンデン氏が、現在バイエルン・ミュンヘンを率いているジョゼップ・グアルディオラ氏が監督を務めていた時代のバルサと、現在ルイス・エンリケ監督が率いているバルサを分析した。14日付けの『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
ゼンデン氏は1998年にバルセロナへ移籍。2001年にチェルシーへ移籍するまでにバルセロナで62試合に出場している。
ゼンデン氏はタイトルを取り尽くしたグアルディオラ監督の時代と現在のチームを比べ、違いは「選手たちのみである。細かい違いはあるにしても(サッカー自体は)ほぼ同じだ。L・エンリケ監督はただ違うパーツを使っているだけである」であるとした。
さらに両監督とチームメイトとしてバルセロナで戦った当時を振り返り「一緒にプレーした頃は、パッチョ(ゼンデンはL・エンリケ監督監督をそう呼んでいた)が監督になるなんて想像できなかったし、ペップ(・グアルディオラ監督)のほうが、良い監督になると感じさせる要素は多かった。だけどルイス(・エンリケ監督)は当時から優秀な監督に必要な個性を持っていた」と語った。
夏にスーペルコパを落とし6冠を逃したL・エンリケ監督のバルサだが、ペップのバルサと同様にクラブワールドカップを制覇することはできるだろうか。
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