今季のレアル・マドリーは6季ぶりの低成績に…【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは第15節ビジャレアル戦での敗戦により、今季リーグ3敗目を喫した。14日付のスペイン紙『マルカ』によれば、この成績はマドリーにとって6シーズンぶりの低成績と報じている。
第15節終了時点でマドリーの勝ち点は「30」であり、これはベルント・シュスター氏が率いていた2008/09シーズン以来の低数字である。
さらに、カルロ・アンチェロッティ氏が監督を務めていた昨季と比べてみても第15節終了時点のマドリーの勝点は「39」と開きがある。
マドリーの第15節終了時点の総失点数は同じだが、総得点数は昨季の55ゴールに比べて今季は32ゴールであることから、ベニテス監督の言う「マドリーは攻撃的なチームだ」という主張は齟齬があるように思われる。
ちなみに、12月にシュスター氏からフアン・デ・ラモス氏へと監督が代わった2008/09シーズンのマドリーは、最終的に優勝したバルセロナに勝ち点9差をつけられて2位で終えている。
さらにホームでの“エル・クラシコ”ではバルセロナに2-6と大敗しており、今季の0-4での完敗と重なる部分もある。
マドリーは次節、ホームでラージョ・バジェカーノと対戦する。一方の宿敵バルセロナはクラブW杯参加のため来日しており、第16節を2月に行う。マドリーとしては、ライバルの一時不在の間に差を暫定的に縮めておきたいところだ。
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