ジャンルイジ・ブッフォン(左)とジャンルイジ・ドンナルンマ(右)【写真:Getty Images】
ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンが、ミランの若き守護神であるGKジャンルイジ・ドンナルンマを称賛している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が14日付で伝えた。
ブッフォンは14日、セリエAの優秀選手に贈られる「AICフットボール・オスカー」の授賞式に出席。今回、ブッフォンは自身12度目となるゴールキーパー部門を受賞した。
自身と比較されるドンナルンマについて、ブッフォンは称賛の言葉を送っている。
「疑いなく、ドンナルンマは素晴らしいゴールキーパーだ。16歳にしてメディアのプレッシャーをうまくかわしているが、これは大切なことだし珍しいことでもある」
セリエA第9節のサッスオーロ戦から前節エラス・ヴェローナ戦まで8戦続けてミランのゴールマウスを守るドンナルンマがピッチに姿を表すようになってから、チームは4勝3分1敗と善戦している。
「彼にかかるプレッシャーは大きなものになってしまっている。でも、彼が守られていて、そして順調に育っていることを嬉しく思うよ」
20日に行われるセリエA第17節のフロジオーネ戦に出場すれば、ブッフォンが初出場を果たした1995/96シーズンの9試合出場に並ぶドンナルンマ。8試合に出場して5失点というのも、当時のブッフォンが記録した9試合6失点に迫る勢いだ。
イタリア代表キャプテンも認める成長ぶりを見せるドンナルンマ。まずは次節を無失点で切り抜け、最初の“先人越え”を狙う。
【了】