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名将か“迷”将か…。鬼才ファン・ハールがマンUで喫した5つの恥ずべき敗北

text by 編集部 photo by Getty Images

5.ボーンマス戦(2015/16)

名将か“迷”将か…。鬼才ファン・ハールがマンUで喫した5つの恥ずべき敗北
ボーンマス戦では迷采配が炸裂…【写真:Getty Images】

 公式戦4試合で白星がないユナイテッドは、主将ウェイン・ルーニーやマッテオ・ダルミアンらを負傷で、バスティアン・シュバインシュタイガーを出場停止で欠いていた。

 それでも、ファン・ハール監督はクラブ予算で文字通り“桁違い”に勝るボーンマスよりも分があると思ったのだろうか。この試合では交代出場も含めて6人の若手選手を起用した。

 しかし、その思惑はプレミア初体験の“ザ・チェリーズ”(ボーンマスの愛称)に脆くも打ち破られる。CKからのサインプレーで、ユナイテッド下部組織出身のジョシュア・キングにキツイ恩返しを喰らってしまう。

 1点を負うユナイテッドだったが、この試合で空中戦を制し、さらには同点ゴールも決めていたマルアン・フェライニを交代させ、アディショナルタイムにはセンターバックのフィル・ジョーンズを投入するなど迷采配が炸裂。

 ベンチにはアシュリー・ヤングやモルガン・シュナイデルランら経験のある選手が座っていたが、温存が裏目に出てしまったということなのだろうか。

 ファン・ハール本人は、「まだリーグ優勝は可能」と主張している。現地ではすでに解任報道まで飛び出しているが…。

【了】

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