クラブW杯準決勝でバルセロナと対戦する広州恒大【写真:Getty Images】
FIFAクラブW杯でバルセロナが準決勝で対戦するアジア王者の広州恒大だが、13日付のスペイン紙『マルカ』がバルセロナに向けて注意を促した。
レアル・マドリーやマンチェスター・シティ、ミランなどビッグクラブでプレーした元ブラジル代表FWロビーニョを獲得した広州恒大は中国スーパーリーグを連覇し、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)も優勝。
大阪での試合では北中米カリブ王者クラブ・アメリカに逆転勝利し、ノリに乗っている。
ブラジル代表を2002年日韓W杯優勝に導いたルイス・フェリペ・スコラリ監督が率いる広州恒大は、今年5月からクラブ・アメリカ戦までまだ一度も負けていない。
広州恒大が最後に公式戦で敗れたのは、5月20日にACL準々決勝決勝1stレグ城南戦だが、2ndレグで逆転勝利を収めている。今季は全公式戦で47試合27勝15分5敗、リーグ戦のみだと19勝10分1敗という結果となっている。
リカルド・グラール、パウリーニョ、エウケソン、アランといった強力なブラジル人選手に加え、中国代表選手がチームの大半を占めている。
14日朝に来日したバルセロナはここ3試合全て引き分けと調子に乗れていないが、果たして広州恒大に土をつけ、決勝に進出することは出来るだろうか。
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