マゼンベ、Jリーグ王者との対戦へ
休養十分のチームはまず、オークランド・シティ相手に怪我人を出しながらも10日の開幕戦を制したサンフレッチェ広島に勝利することを目指している。
「(サンフレッチェは)非常に組織的だ。日本のフットボールの特徴を体現しているね」とカルテロン監督は語る。
「彼らは素早く、アスリートとしても有能な選手が多い。堅い守備とカウンターは彼らの武器だね。明日(13日)はタフな試合になるだろうが、我々も準備ができている」
アフリカ9ヶ国からの選手を含むチームには、数百人のサポーターが応援に駆けつけるようだ。13日には、民主化に向けて苦難の途を歩む国における前進のシンボルとして、自身の役割を示そうとしているTPマゼンベ。2013年にはマリ代表をアフリカネーションズカップ3位に導いたカルテロン監督も、2010年の幻影を眠りにつかせようとしている。
「(コンゴ国内に)いかなるトラブルが起きようとも、我々は常に存在し、常に勝利を重ねる」
カルテロン監督はさらに続ける。「そうして我々はクラブに名声をもたらし、ホームで待つ人々にも力を与えられる」
「2010年のことを話してきたが、2015年の話をしよう。そして未来のことも。我々はそのことに目を向けなければならない」
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