リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ウェスト・ブロムウィッチをホームに迎える次戦に期待を抱いているようだ。12日、英紙『デイリー・メール』が伝えた。
前節ニューカッスル・ユナイテッド戦で完封負けを喫し、11日のヨーロッパリーグ・グループB最終節のシオン戦ではスコアレスドローに終わったリバプール。
3日に行われたキャピタル・ワン・カップ準々決勝のサウサンプトン戦で大量6ゴールを挙げた攻撃陣が沈黙し、クロップ監督はチームの不調に直面している。しかし、自身はあくまでも楽観的なようだ。
「人生のあらゆる物事と同じで、チャンスを待つこともできれば、作り出すこともできる。だから、ウェスト・ブロムウィッチ相手にチャンスを作り出すことができればいいね」
「クリスマスも近いし、人々はほかのことに集中しているかもしれない。でも我々と一緒になるときは、特別なチャンスに備えておかなければならない。ここ10年で最高の雰囲気を作り出せるかもしれないよ」
また、13日のウェスト・ブロムウィッチ戦については次のようにコメントしている。
「ウェスト・ブロムウィッチは成功を収めたいと思っている。結構だ。でも我々はアンフィールドで対戦する。“ホームで試合をするのは難しい”などという話はこの際無視しよう。そうしないと、いいフットボールができなくなってしまう」
ドイツ人指揮官はチームに対して「1%も疑いを持ったことはない」と、全幅の信頼を寄せている。果たしてリバプールは浮上のきっかけを掴むことができるのだろうか。
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