レアル・マドリーが下部組織の選手たちに向けてお手本として示したビデオは、なんとホームで0-4と大敗したリーグ戦12節バルセロナ戦“エル・クラシコ”だったと10日付け『マルカ』が報じた。

　同紙によると、マドリー下部組織総責任者を務めるビクトール・フェルナンデス氏とファン・ルイス・マルティネス氏は、まず下部組織の監督たちに向けクラシコでのバルセロナのプレーが編集され、さらには「バルセロナの“哲学”がお手本だ」というメッセージが入ったビデオを見せたという。

　監督たちは選手たちにそのメッセージを伝えなければならず、中にはバルセロナに注目するのではなく、自らのクラブに注目すべきとの反発意見もあったという。

　もちろんトップチームのラファエル・ベニテス監督の耳にも届き、怒り心頭だったようである。

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