トーマス・トゥヘル監督(左)とユルゲン・クロップ監督(右)【写真:Getty Images】
リバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督は、自身の古巣であり、愛弟子の日本代表MF香川真司も所属するドルトムントとの対戦に向けて準備が整っているようだ。
ヨーロッパリーグ(EL)を戦うアウェイに乗り込んだリバプールは現地時間10日シオンとの一戦をスコアレスで引き分けたものの、勝ち点10でグループBを首位通過。
同じくグループステージを突破したドルトムントと対戦する可能性が出てきたことについて尋ねられると、クロップ監督はクラブ公式サイトに一言「問題ないよ」とだけコメント。
さらにクロップ監督は、決勝トーナメントに進むクラブの顔触れについて「もはやELは二流の大会ではない」という旨の発言をしつつ、「今日のようなピッチ状態(芝が凍っていた)でなければ、問題ないだろう」とジョークも披露した。
余裕綽々なクロップ監督に対し、ドルトムントは苦しんでいる。グループ突破こそ成し遂げたものの、PAOKに0-1で敗れ、2戦連続の完封負けとなった。英紙『フォー・フォー・トゥー』が、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督の試合後コメントを伝えている。
「我々は試合を支配していたし、得点するチャンスもいくつかあった」としながらもスコアレスに終わってしまった結果からか、トゥヘル監督は今後の対戦について「できればリバプールとは後の方に対戦したい」とした。
指揮官の様子が対照的な両クラブ。果たして、両者がELの舞台で相対する日は訪れるのだろうか。
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