テノール歌手のプラシド・ドミンゴ氏(左)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが出場資格のない選手を出場させたことによるコパ・デル・レイ(国王杯)失格したことを受けて、スペイン人テノール歌手であるプラシド・ドミンゴ氏が擁護のコメントを述べている。9日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
マドリード出身のドミンゴ氏は三大テノールのひとりであると同時にマドリーファンとして知られ、クラブの賛歌を歌うなど関係は深い。
マドリーは現地時間2日に行われたコパ・デル・レイ4回戦1stレグのカディス戦で前所属のビジャレアル在籍時代に累積警告による出場停止処分を受けていたデニス・チェリシェフを出場させてしまったことで、敗退処分を受けている。
来年6月29日にマドリーのホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウで行うコンサートの発表式にフロレンティーノ・ペレス会長、ラファエル・ベニテス監督と共に現れたドミンゴ氏は、コパ・デル・レイ失格に関して「コパ・デル・レイにはマドリーが必要だ」と擁護した。
「マドリーのことを考えているだけのエゴではない。彼らがいないコパ・デル・レイは味気ない」
マドリーは大会失格に対して上告しており、判決が覆ると信じてチャンピオンズリーグ(CL)マルメ戦後のスタジアムスクリーンに現地時間16日に行われるはずのカディス戦2ndレグの告知をしている。
【了】