3.TPマゼンベ(コンゴ民主共和国/アフリカ王者)
TPマゼンベ【写真:Getty Images】
クラブW杯に参加するのは3度目のため、日本のファンでも名前を聞いたことがある人は多いかもしれない。だが、マゼンベがクラブW杯に参加した2009年と2010年はいずれもUAE開催だったため、来日は初だ。
2010年には大会形式が現行のものに変更になってから、「南米対欧州」の決勝戦の構図を破った初のクラブであり、決勝戦ではインテルに大敗したものの、準優勝に輝いている。
また、コンゴ民主共和国では最も成功を収めているクラブで、サハラ砂漠以南でCAFチャンピオンズリーグ(アフリカ版のチャンピオンズリーグ)を5度優勝している唯一のクラブである。
注目選手はベテランGKムテバ・キディアバ。ゴールが決まった際にお尻で飛び跳ねるダンスは、現地コンゴでも話題となっている。
カトリック系の影響が色濃く残っており、大事な試合の前には必ず祈念会が行われる。ちなみに、クラブ所有の飛行機を持つアフリカ唯一のクラブだ。
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