来季からは「東京武蔵野シティフットボールクラブ」となる【写真:Getty Images】
JFLの横河武蔵野FCは9日、「東京武蔵野シティフットボールクラブ」への名称変更がJFL理事会に承認されたと発表した。
2012年の第92回天皇杯では、J1のFC東京を撃破するなどベスト16まで上り詰めた東京武蔵野。1999年の参入以来長らくJFLに所属してきたが、先月15日に百年構想クラブ申請を行い、Jリーグ参入の意思を表明していた。今回の名称変更に伴い、クラブは運営法人として「武蔵野スポーツクラブ」も設立している。
武蔵野スポーツクラブの塩野芳男理事長は、名称変更の経緯について公式ウェブサイトで以下のように説明している。
「名称の由来はホームタウンである『武蔵野の街』を多くの皆様に知っていただきたいという想いに加え、先頭に『東京』を明記する事で知名度・注目度、情報発信力を高め、将来的にも継続性のあるチーム名にしていきたいという想いから東京武蔵野シティフットボールクラブという名称に決定致しました」
今季年間通算成績は8勝6分16敗で、総合12位に沈んでいた。ミランに所属する日本代表FW本田圭佑と同姓同名の選手が在籍するなど話題を呼んだクラブだが、来季からは心機一転、J参入を目指してJFLのシーズンを戦う。
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