クラブワールドカップの新メインスポンサーは中国・アリババグループに【写真:編集部】
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、中国・アリババ社のグループ企業とクラブワールドカップのメインスポンサー契約を締結することを発表した。
トヨタカップの流れを汲む同大会は、2005年から日本のトヨタ自動車がメインスポンサーを務めていた。しかし同社は2014年大会を最後に、1981年以来33年間続けてきたスポンサードを終了させると発表。
トヨタ自動車に代わってメインスポンサーとなるのは中国でインターネット事業を中心に幅広い事業展開を行うアリババ・グループのアリババE・オート社となる。中国スーパーリーグに所属し、10日から始まる同大会にも出場する広州恒大の親会社としても知られている。なお、スポンサー契約は8年間とされている。
FIFAのティエリー・ワイル氏は「アリババとの長期的なパートナーシップを発表した今日は、私たちにとって重要な日だ。アリババは革新的なブランドで、FIFAもまた改革を目指している。フットボールのファンを楽しませるという共通の目標に向けて、アリババとともに頑張っていきたい」とコメント。
アリババ社のチャン・ダージョン氏は「年末の一大イベント、ハイライトとなるイベントのパートナーとなった。デジタルによって、新たなフェスティバル、新たな価値を作れる。素晴らしいイベントに参画できて嬉しい」と述べている。
【了】