ザルツブルクのFWホナタン・ソリアーノ【写真:Getty Images】
未成年移籍問題でFIFAから課せられた選手登録禁止の罰則が終わる冬の移籍マーケットでFW獲得を狙うバルセロナだが、オーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクに所属するFWホナタン・ソリアーノの獲得に興味を示していると7日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
バルセロナのカンテラ出身のジョナタン・ソリアーノは、過去にルイス・エンリケ監督のもとバルセロナBでプレーし、2010/2011シーズンにはセグンダA(2部)で32ゴールを挙げて得点王になっている。
さらに2012年1月にオーストリアへ移籍してからは157試合で142ゴールという成績を残している。
同紙によると、バルセロナはJ・ソリアーノの2018年まで残っている契約の状況、給与や本人の意思などをすでに調査し、獲得の可能性を検討しているとしている。
さらに元ミランで現在はコリンチャンスからのレンタル移籍でサンパウロに所属しているブラジル人FWアレシャンドレ・パトもバルセロナに“逆オファー”をしたと同紙は伝えている
バルセロナの本命はルイス・エンリケ監督が望むセルタFWノリートだが、バルセロナの財政状況はレンタル移籍か移籍金の発生しないフリーでの獲得を望んでいるとみられている。
J・ソリアーノ自身も「バルサから呼ばれればもちろん戻りたい」と、古巣への復帰を希望している。
パリ・サンジェルマンのエセキエル・ラベッシやユベントスのパウロ・ディバラなど様々なストライカーの名前が浮上しているが、果たして冬の移籍マーケットでバルセロナに加入するのは誰なのだろうか。
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