ルカ・トーニ【写真:Getty Images】
エラス・ヴェローナに所属する元イタリア代表FWルカ・トーニが今季限りでの現役引退を決断した。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
昨季22得点を挙げてインテルのマウロ・イカルディとともにセリエA得点王を獲得したトーニだが、今季は自身の負傷とチームの不振もあり、1得点と苦しんでいる。
そんな中6日のエンポリ戦に出場した38歳のベテランストライカーは試合後、「おそらく引退するときがきた。ヴェローナを残留させる手助けがしたい」と語り、今季限りでの現役引退を示唆した。
現在最下位に沈むヴェローナの残留を「まだ諦めてなどいない」と強調するトーニ。2度のセリエA得点王に加え、イタリア代表でW杯優勝も経験した名ストライカーを見られる時間は残り少ないが、現役最後にチームを残留に導いて有終の美を飾れるだろうか。
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