父親としての心境を語ったデイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
デイビッド・ベッカム氏は、自身の息子たちがサッカーに対する情熱を持っていないことを複雑な感情とともに見守っている。7日、英紙『でイリー・メール』が伝えた。
ベッカム氏はマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーなど各国のビッグクラブを渡り歩き、世界を唸らせたフリーキックの名手だ。2006年のワールドカップ・ドイツ大会ではイングランド代表の主将を務めた。そんな父の経歴に反して、長男のブルックリンは写真家活動に興味を持っている模様で、SNS『インスタグラム』には既に500万人を超えるブルックリンのフォロワーがいるという。
そして、もう1人の息子であるロミオもサッカーに対して関心があまり強くないという。ベッカム氏は英ラジオ局『ラジオタイムス』で、次のように語った。
「ある日、ロミオが僕に向かって“もうサッカーはいいよ”と言ったんだ。とてもショックだったけど、どこかホッとした自分もいたんだ」
ファッションブランド『バーバリー』でモデルを務めるなどしているロミオは現在13歳。かつてアーセナルの下部組織にも所属したが、関心はサッカー以外のところに向いており、ベッカム氏はそれを応援したいとのこと。
多くの人々を魅了したスーパースターの遺伝子がピッチで再び輝く可能性は、10歳のクルースと4歳のハーパーに委ねられたようだ。
【了】