ユナイテッドが興味を示すGKウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが、トッテナムに所属するフランス代表GKウーゴ・ロリスに興味を示しているが、トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は売り出す可能性はないと断言した。6日に英紙『エクスプレス』が報じている。
今夏の移籍市場でGKダビド・デ・ヘアがレアル・マドリー移籍に近づいていたことから、その代役候補としてロリスに関心を示していた。
最終的にマドリーのGKケイラー・ナバスとのトレード移籍で決着がつくかに思われたが、移籍期間終了までにファックスが届かず破談となっている。その後、ユナイテッドはデ・ヘアと2019年まで契約を延長していた。
同紙によると、ユナイテッドはデ・ヘアがチームに残留したものの未だにロリスに興味を持っているとしている。ただ、トッテナム側はロリスを中心としたチーム作りを考えており放出する可能性はないとのこと。ポチェッティーノ監督も売り出すことはないと断言している。
「マンチェスター・ユナイテッドからの関心? 交渉なんてものは、何もなかったね。いろいろと書かれているが、私は集中しているし、移籍情報によって動揺することはない。私はロリスが世界最高のゴールキーパーだと思っている。我々は彼と一緒のチームであることを幸せに思っているし、彼を含めた未来のチームを構築したいと思っているよ」
ロリスは今季公式戦20試合に出場し、トッテナムの絶対的守護神として君臨している。プレミアリーグ第15節が終了した時点で12失点と、リーグ2番目に少なく、高い守備力を誇っている。
対するユナイテッドはデ・ヘアがゴールを守り10失点と、リーグ1番目に少ない数字を叩き出している。すぐに新しい守護神が必要とは思えないが、果たして獲得に乗り出す可能性はあるのだろうか。
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