激しいバトルを繰り広げたアブデヌール(上)とスアレス(下)【写真:Getty Images】
バレンシアのDFアイメン・アブデヌールは、5日に行われたバルセロナ戦で相手FWルイス・スアレスにボールのないところで踏みつけられたと主張している。
その証拠として足や腕に刻まれた痛々しい傷痕の写真を自身のフェイスブックにアップした。またテレビ中継の映像にもスアレスが何もないところでアブデヌールに当たって倒れる場面が残っている。
一方のスアレス本人はその行為に悪気はなかったと試合後に語った。スペイン紙『スポルト』などが伝えている。
これまでも数々の問題を起こしてきたウルグアイ代表FWはアブデヌールの主張に対し「何かをしようとして踏んだのではない。同じようなことは数週間前僕にも起こったし、ピッチ上ではよくあること」と悪びれる様子もなく自分に非はないと述べる。
そして「踏みつけは意図したものではないが、彼には謝罪した」と、踏みつけた者と踏みつけられた者の両者にわだかまりがないことを強調した。
”噛みつき”の次は”踏みつけ”で話題になってしまったスアレス。数々の問題行動は記憶に新しいが、過去のイメージを払しょくできる日はくるのだろうか。
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