2004年:横浜F・マリノス対浦和レッズ
横浜FMが浦和を破って2連覇を成し遂げた【写真:Getty Images】
第1戦は66分に河合竜二が決勝点を奪ってホームの横浜FMが制したものの、1点差では足りなかった。第2戦も後半に試合が動く。
横浜FMの中西永輔がエメルソンを倒して一発レッドの退場に追い込まれ、浦和はFKを獲得。それを三都主アレサンドロがゴール左隅に決めて2戦合計スコアで同点に追いついた。そのまま延長戦までもつれた激闘は勝負がつかずPK戦へ。
先攻浦和の1人目、田中マルクス闘莉王のシュートはGK榎本達也にセーブされ失敗。その後横浜FMは奥大介、上野良治、坂田大輔が全員成功。浦和も2人目から三都主、ネネと成功させて迎えた4人目。キッカーの長谷部誠は右隅を狙ってボールを蹴るが、再び榎本が立ちはだかった。そして最後はドゥトラがしっかりと決め、横浜FMは前年の完全優勝に続くリーグ2連覇を達成した。
【試合結果】
第1戦 0-1
第2節 1-0(PK2-4)
【得点者】(第2戦)
1-0 76分 三都主アレサンドロ(浦和)
【了】