2000年:鹿島アントラーズ対横浜F・マリノス
鹿島アントラーズの中田浩二【写真:Getty Images】
第1戦はスコアレスに終わったが、国立競技場で行われた第2戦は鹿島が圧倒的な力を見せ付けた。鈴木隆行がネットを揺らすと、前半だけで3点を奪って試合を決めた。
持ち前の堅守と組織力で中村俊輔を無力化させ、十八番の鋭い攻撃で相手を蹂躙した。中田浩二のクロス気味のシュートが川口能活の虚を突くなど、“運”も味方につけた。
圧勝でJリーグを制した鹿島はこのシーズン、前人未到の3冠を達成することになる。
【試合結果】
第1戦 0-0
第2戦 3-0
【得点者】(第2戦)
24分 1-0 鈴木隆行(鹿島)
39分 2-0 名良橋晃(鹿島)
44分 3-0 中田浩二(鹿島)
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