1997年:ジュビロ磐田対鹿島アントラーズ
ジュビロ磐田の中山雅史【写真:Getty Images】
ナショナルダービーと呼ばれる両チームの対決が、チャンピオンシップで初めて実現したのがこの年だ。
磐田は第1戦、中山雅史の2得点と清水範久の延長Vゴールで勝利した。第2戦でも点取り屋の中山が活躍。互いに退場者を出すなどヒートアップする中、36分、思わぬ形からゴールが生まれる。
鹿島のバックパスに中山がプレスをかける。GK佐藤洋平がこれをかわそうとするも、中山の執念が勝る。ボールを奪うと厳しい体勢から倒れ込みながらシュートを放ち、決勝点を挙げた。最後までボールに食らいつく中山らしさが存分に発揮された。
【試合結果】
第1戦 3-2
第2戦 1-0
【得点者】(第2戦)
81分 1-0 中山雅史(磐田)
【次ページ】2000年:鹿島アントラーズ対横浜F・マリノス